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都市計画道路の見直し
都市計画道路とは
都市計画道路は、都市の骨格を形成し、安心で安全な市民生活と機能的な都市活動を確保する、まちづくりに役立つ道路のことです。都市計画法によりあらかじめルートや道路幅員が決められています。また、都市計画道路区域内には事業の円滑な実施を確保するため、都市計画法(第53条・第54条)により建築制限がかけられています。
都市計画道路の種類と機能等
道路の区分 |
道路の機能等 |
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自動車専用道路 |
都市間高速道路、都市高速道路、一般自動車道の専ら自動車の交通の用に供する道路で、広域交通を大量でかつ高速に処理する。 |
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幹線街路 |
主要幹線街路 |
都市の拠点間を連絡し、自動車専用道路と連携し都市に出入りする交通や都市内の枢要な地域間相互の自動車交通の用に供する道路で、特に高い走行機能と交通処理機能を有する。 |
都市幹線街路 |
都市内の各地区又は主要な施設相互間の交通を集約して処理する道路で、居住環境地区等の都市の骨格を形成する。 |
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補助幹線街路 |
主要幹線街路又は都市幹線街路で囲まれた区域内において幹線街路を補完し、区域内に発生集中する交通を効率的に集散させるための補助的な幹線街路である。 |
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区画街路 |
街区内の交通を集散させるとともに、宅地への出入交通を処理する。また、街区や宅地の外郭を形成する日常生活に密着した道路である。 |
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特殊街路 |
自動車交通以外の特殊な交通の用に供する道路である。 |
都市計画道路の整備状況および見直し方針
市では、都市計画マスタープランおよび立地適正化計画で定めた将来の都市像を踏まえ、都市計画道路の必要性や役割、規模など、様々な視点で検討し、人口減少や高齢化社会などの社会情勢の変化に対応した道路網の再編を進めています。
美濃太田駅周辺で検討が進んでいる市街地再開発事業など大型プロジェクトや社会情勢の変化に対応した道路網の再編を図るため、「美濃加茂市都市計画道路見直し方針」を策定しました。
平成30年度から岐阜県主導により、都市計画道路見直し研究会が設置され、令和元年度には市の将来交通量推計を実施しました。
令和2年度から庁内会議、岐阜県関係部局協議において検討を進め、令和3年2月に美濃加茂市都市計画審議会の答申を受けて、方針案を取りまとめました。
美濃加茂市都市計画道路見直し方針 本編[PDFファイル/1.61MB] 概要版[PDFファイル/6.38MB]
都市計画道路の変更内容
上記の見直し方針等を踏まえて、令和5年3月31日付けで、都市計画道路の変更を行いました。
詳細については、別添の資料をご参照ください。