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美濃加茂市水道事業のあらまし
美濃加茂市では、安全で安心な水をいつでも供給できるよう昭和33年に森山浄水場から太田・古井地区へ給水を開始し、昭和49年には市内全域への給水計画を立て、平成6年には三和地区へ給水を開始しました。
美濃加茂市全体では、656万トン(平成27年度)の水道水を各家庭や事業所等に供給しています。その中で、約3割の195万トンを美濃加茂市森山浄水場で浄水し、約7割の461万トンを岐阜東部上水道用水供給事業から購入しています。
森山浄水場は、飛騨川の水を取水しており、飛騨川からの1日の最大取水量(水利権)は5,400トンと決められています。ここに、市独自の水道水が全体の3割に留まっている原因があり、今後の水利権の増量は困難な状況にあります。また、地下水も集中的に多量に汲むことができる場所もありません。
このようなことから、地下水が豊富な市町村と水道料金の差が生まれています。
以上が本市水道事業の特徴ですが、これからも市民のみなさまに、より安全・安心な水を供給してまいりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。
水利権とは・・・
水利権とは、特定の目的(水力発電、かんがい、水道等)のために、その目的を達成するのに必要な限度において、流水を排他的・継続的に使用する権利のことをいいます。
~利用:水利権について - 国土交通省水管理・国土保全局<外部リンク>より引用~