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美濃加茂市水道事業経営戦略について
経営戦略とは
経営戦略とは、水道企業が、将来にわたって安定的に事業を継続していくための中長期的な経営の基本計画であり、施設・設備に関する投資の見通しを試算した計画(投資試算)と、財源の見通しを試算した計画(財源試算)を構成要素とし、投資以外の経費も含めた上で収入と支出が均衡するよう調整した中長期の収支計画です。
策定の目的と趣旨
美濃加茂市の水道は、昭和33年に給水を開始して以来、拡張事業を重ねながら生活環境の向上や産業の発展を支え、平成29年3月末で普及率は99.4%に達しました。
現在、経年化施設や老朽管などの更新需要が高まる一方で、人口減少などによる給水収益の減少という厳しい経営環境が予測されますが、「安心して飲める安全な水を安定的に供給する水道を次世代に」という美濃加茂市水道ビジョンの基本理念の達成に向け、引き続き、老朽管更新事業を推進するとともに、経費節減や有収率向上等を図り、財政の健全化と企業経営の効率性を高めていくよう努めているところです。
このような背景のもと、中長期的な経営の取り組みや財政収支の見通しを明らかにするため、平成41年度を目標年度とする「美濃加茂市水道事業経営戦略」を策定しました。