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感震ブレーカーとは、地震の揺れをセンサーが感知し、あらかじめ設定しておいた震度以上の場合に『配線用ブレーカー又は漏電ブレーカー等』を遮断する器具をいいます。一般的なブレーカーは漏電には対応していますが、地震による火災対策には効力はありません。地震はいつ発生するか分かりません。この機会に感震ブレーカーの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
感震ブレーカは、工事の必要な物から不要なコンセント型の物などもあり、ご家庭の状況によって使い分けることが可能です。
↑内閣府・消防庁・経済産業省の作成資料[PDFファイル/461KB]
分電盤タイプ(内蔵型) | 分電盤タイプ(後付型) | コンセントタイプ | 簡易タイプ |
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分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し、ブレーカーを落として電気を遮断。 | 分電盤に感震機能を外付けするタイプで、漏電ブレーカーが設置されている場合に設置可能。 | コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、コンセントから電気を遮断。 | ばねの作動や重りの落下によりブレーカーを落として、電気を遮断。 |
約5~8万円 | 約2万円 | 約5千~2万円 | 約3~4千円 |
電気工事が必要 | 電気工事が必要 | 電気工事が必要なタイプと、コンセントに差し込むだけのタイプがある | 電気工事が不要 |
平成26年11月9日(水曜日)に内閣府本府庁舎にて感震ブレーカー等の模擬実験が行われました。
内閣府『防災情報のページ』<外部リンク>で実験の様子を動画で見ることができます。