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5月31日〜6月6日は「禁煙週間」です

ページID:0001227 更新日:2024年5月22日更新 印刷ページ表示

5月31日は「世界禁煙デー」 5月31日〜6月6日は「禁煙週間」です

 喫煙が健康に与える影響は大きく、受動喫煙の危険性やニコチンの依存性を踏まえると、喫煙習慣は個人の嗜好にとどまらない健康問題であり、生活習慣病を予防する上で、たばこ対策は重要な課題になっています。

 世界保健機関(WHO)は、平成元年に5月31日を「世界禁煙デー」と定め、喫煙しないことが一般的な社会習慣となることを目指しています。

 厚生労働省においても、平成4年から世界禁煙デーに始まる1週間を「禁煙週間」として定め、喫煙による健康への危険性から「喫煙率の減少」を指標として、たばこと健康に関する正しい知識の普及、望まない受動喫煙防止、禁煙支援など各種の施策に取り組んでいます。

 喫煙は全身に与える影響が大きく、血管の動脈硬化が進むことで脳卒中や心臓病などの疾患や、COPD(慢性閉塞性肺疾患)のリスクが高くなると言われています。健康で長く過ごすために、この機会に喫煙の危険性や禁煙の重要性等について理解し、できることから始めてみませんか?

岐阜県受動喫煙ポスターの画像

岐阜県受動喫煙ポスター[PDFファイル/271KB]

COPD(慢性閉塞性肺疾患)について知っていますか?

 令和6年度の禁煙週間のテーマは「たばこの健康影響を知ろう!〜たばことCOPDの関係性〜」です。

 COPDとは、従来、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気です。タバコ煙を主とする有害物質を長期に吸入することで生じる炎症で、喫煙習慣を背景に中高年に多く発症する生活習慣病といえます。

 最大の原因は喫煙であり、喫煙者の15〜20%がCOPDを発症します。タバコの煙を吸入することで肺の中の気管支に炎症がおきて、せきやたんが出たり、気管支が細くなったり、さらには肺の中の袋(肺胞)が壊れると、酸素の取り込みや二酸化炭素の排出が上手くできなくなります。

 その結果、息切れや呼吸困難感、慢性のせきやたんなどの症状がでます。喘息や発作性呼吸困難などの症状がでることもあります。

 気になる症状が見られる場合には、かかりつけ医に相談しましょう。最大の原因は喫煙です。禁煙に心がけましょう。

この機会に禁煙しましょう

 やめたいと思っても、なかなかやめられないのが「たばこ」です。血中のニコチン濃度が一定以下に低下すると、イライラして集中できなかったり、頭痛、倦怠感を感じたりするなどの離脱症状が出現することがあります。 たばこを吸うことで不快な症状が消えるため、たばこをやめられないのが「ニコチン依存症」という状態です。「ニコチン依存症」は病気であり、自分だけの力でたばこをやめることは、並大抵のことではありません。自分の力では禁煙できない方のために「禁煙治療」があります。

 岐阜県内には「禁煙治療」ができる医療機関が多くあります。詳しくは、加茂医師会HPをご覧ください。 加茂医師会リンク<外部リンク>

(その他リンク)

厚生労働省ページ<外部リンク>

なくそう!望まない受動喫煙。<外部リンク>

禁煙して心身の健康を取り戻そう<外部リンク>

Adobe Reader<外部リンク>
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