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「美濃加茂市文化財保存活用地域計画」が認定されました

ページID:0014525 更新日:2024年12月28日更新 印刷ページ表示

​「美濃加茂市文化財保存活用地域計画」が、令和6年12月20日に開催された国の文化審議会の答申を経て、同日に文化庁長官の認定を受けました。岐阜県内においては、3例目の認定となります。

 

文化財保存活用地域計画とは

文化財保存活用地域計画は、市町村における文化財の保存と活用に関する総合的な法定計画です。
市町村の総合計画の下に体系づけられ、文化財保護行政の中・長期の方向性を示すマスタープラン、短期に実施する具体的な事業を記載したアクションプラン、両方の役割を担っています。
地域の歴史や文化にまつわるコンテクストに沿って 多様な文化財を俯瞰し、総合的・一体的に保存・活用することにより、地域の特徴をいかした地域振興に資するとともに、確実な文化財の継承につなげることができます。この計画を作成、実施することにより、住民、民間団体、文化財部局、庁内関係部局などが、地域総がかりで文化財を守り、いかし、伝える体制の構築を図り、文化財の存続につなげていくことが期待されています。
   ー文化財保存活用地域計画パンフレットより-

 

美濃加茂市文化財保存活用地域計画は、文化財保護法、岐阜県、美濃加茂市の文化財保護条例に準拠し、岐阜県文化財保存活用大綱(令和3年3月策定)を勘案しました。また、美濃加茂市民憲章や総合計画をはじめ、関連する市の様々な行政分野の計画等を反映・整合させて、作成しました。
本計画の計画期間は、令和6(2024)年度~令和15(2033)年度の10か年とします。なお、途中年度に見直しを行うものとなっています。

 

美濃加茂市文化財保存活用地域計画作成の背景と目的

美濃加茂市は、濃尾平野の最北端に位置し、山地に連なるところです。そして、木曽川・長良川という2つの大河川の水系にあたり、豊かな自然環境に恵まれています。そのため、先史時代から現在に至るまで人々が集い、暮らしが営まれました。また、南北・東西をつなぐ街道や水運が発達したことで、ヒトやモノが行き交う交通の要衝となりました。


そのような地理的・歴史的な環境に育まれた美濃加茂市の歴史文化は、現在でも、有形・無形のさまざまな文物や行事等を通して、市域の各所で出会うことができます。これらは、地域の歴史文化を把握・理解するために不可欠な要素であり、将来へ繋いでいくべき美濃加茂市の財産です。全国では、人口減少や少子高齢化の進行、価値観の多様化、地域の担い手不足の影響などにより、貴重な文化財や地域に根付いた文化的な資源の喪失、散逸など、文化財を取り巻く環境の悪化が大きな課題となっています。美濃加茂市も例外ではありません。

そこで、市内の指定や登録された文化財だけでなく、市内にある「地域の宝」と呼べるようなものを一体的に捉えて、計画的な保存・活用を推進していくことを目的に、計画を作成しました。これにより、文化財の保存と活用の基本方針、具体的な取組み等を明確にするとともに、文化財に対する認識を市民の皆さんと共有しながら、所在する周辺環境も含めた総合的な保存・活用を図ろうとするものです。


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