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税金:市・県民税が給与から差し引かれるしくみについて知りたい

ページID:0002212 更新日:2023年12月27日更新 印刷ページ表示

市・県民税が給与から差し引かれるしくみは、以下のようになります。

前年所得に対する課税と特別徴収(給与から差し引かれること)

市・県民税、所得税(国税)はどちらも給与から差し引かれますが、その仕組みは異なっています。
所得税は、毎月の給料や賞与などの金額に応じて源泉徴収される「現年所得課税」の方法がとられているのに対し、市・県民税は、前年1月から12月までの収支を基礎とした所得で計算されます。これを「前年所得課税」といいます。

前年所得課税により計算された市・県民税は、当年5月に市役所税務課から各事業所等(特別徴収義務者)へ通知され、同年6月から翌年5月までの12回に分けて、原則として均等に毎月の給料から差し引かれます。これを市・県民税の「特別徴収」といいます。

就職・退職と市・県民税

市・県民税は前年所得課税のため、初めて就職したときで前年中の所得がない場合は、就職した翌年の5月分までの給料からは差し引かれません。これとは逆に、退職したときには、退職したため給料から差し引けなくなった残りの税額を納めていただくことになります。