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姉妹都市ダボを紹介します!
経緯
国際化時代に対応するまちづくりを目指す美濃加茂市は、昭和63年(1988年)12月、国際語ともいえる英語圏の中で、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のダボ市へ調査団を派遣。同年12月20日の市議会の全員協議会で締結の意向を確認、平成元年(1989年)6月2日に姉妹都市提携の調印をした。
以後、中・高生の相互派遣などにより、交流を深めている。
【写真】姉妹都市提携 調印式 1989年6月2日
位置
オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニーから内陸北西方向に約400km赤道を境にすると、熊本県くらいの緯度名古屋からケアンズ経由でシドニーへ入り、国内線の飛行機で約45分
時差
日本時間より1時間早い。
人口
約55,000人(2021年時点 ダボ・リージョン公式ホームページより)
面積
7,536平方キロメートル
歴史
1840年代初期にフランス人がマッコリー川の東岸に住み着き、雑貨店を開いたことから、ダボの町が誕生し1966年にダボ市となった。2016年に、隣接するウエリントン市と合併し、市の名称は「ダボ・リージョン」となった。姉妹都市事業においては、「ダボ」という呼称を続けている。
「ダボ」とは原住民アボリジニーの言葉で「赤い土」を意味する。
産業
農業・牧畜業を中心に、小麦、綿花の栽培、羊や牛の放牧が盛んであり、農業機械関連工場などがある。商業面では、内陸地の中心都市として発展し、近隣から多くの買い物客が集まってくる。大きなスーパーマー ケットや商店街があり、多くの買い物客でにぎわう。
交通
道路は、ブリスベーンとメルボルンを結ぶニュエルハイウェイとシドニーから内陸地を結ぶミッシェルハイウェイが交差し、多くの車が通る。また、シドニーとダボ市を結ぶ鉄道の終着駅でもあり、市の中心に駅を構えている。郊外にあるダボ空港は、シドニー、メルボルン、ブリスベーンへの定期便で結ばれている。
観光
動物園、ビクトリア公園、ゴルフ場が主で、特に世界中から動物を集めた300ヘクタールのタロンガ・ウエスタン・プレイン動物園は、オーストラリアの多くの人々が訪れる。
また、刑務所跡や開拓時代の古い建物も観光名所となっている。
【写真】コアラ @タロンガ動物園
【写真】キリンの餌付け@タロンガ動物園
【写真】文化センターでの教育風景
【写真】保育園の様子
美濃加茂とダボのつながり
2002年にダボにあるエリザベスパーク内に、日本庭園「逍遥園」が作られた。
市内の加茂農林高校が設計し、技術者が日本から渡豪して作られた本格的な日本庭園で、美濃加茂市出身の偉人である坪内逍遥と、「気ままに歩き回る」という意味を持つ「逍遥」にちなんだ名前がつけられた。
毎年、庭師が渡豪して整備をしており、姉妹都市美濃加茂を感じる場所としてダボ市民に愛されている。
【写真】日本庭園「逍遥園」風景(1)
【写真】日本庭園「逍遥園」風景(2)
2018年には、市内のリバーポートパークにオーストラリアの食文化であるバーベキューのコンロがダボより寄贈された。さらに、2019年には姉妹都市提携30周年を記念してカンガルーの銅像が寄贈された。銅像は、リバーポートパークにある、ダボの赤土をイメージした赤い道の遊歩道「ダボロード」の先に設置している。
ダボについての紹介動画
こちらからご覧いただけます→「美濃加茂×DUBBO」<外部リンク>
関連リンク
ダボ・リージョン公式ホームページ<外部リンク>