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スズメバチに刺されないためにはどうすればよいですか
スズメバチは、外敵から巣を守るために刺すので、刺激を与えなければ、むやみに刺すことはありません。
(注意:参考としてください。絶対ではありません)
野外に出るときには
- ハチの巣を見つけても、近づいたり、石を投げたりしないこと。
- 露出部分が刺されやすいので、なるべく長袖、長ズボンを着用しましょう。
- ハチは黒い色に攻撃性を持つので、なるべく白または明るい色の服を着ましょう。
- ハチは甘い匂いを好むので、飲みかけのジュースの缶に入りこむことがあります。
知らずに飲んで、口を刺された例もありますので気をつけましょう。
ハチが寄ってきたら
- あわてて手で払ったり、駆け出したりしないこと。かえってハチを刺激して、刺される原因になります。
ハチが去るのを待つか、静かに遠ざかりましょう。
ただし、巣を刺激してハチに襲われたときには、すぐに逃げなければなりません。 - スズメバチには、家庭用のスプレー式殺虫剤(ピレスロイド系)がよく効きます。
ただし、殺虫剤だけでハチを防げると過信しないように。 - 車の中や家の中に迷い込んだハチは、たたいたり、追いかけたりしない限り人を刺しません。
明るい方に向かうので、あわてずに窓を開けてハチが出ていくのを待ちましょう。
刺されたときには
- 水や保冷剤で傷口を冷やし、医師の診断を受けましょう。
- 腫れはじめたら、抗ヒスタミン軟膏を塗りましょう。
- 一度に多くのハチに刺されたり、全身のかゆみ、じんましん、おう吐などの症状が現れたら、一刻も早く医師の治療を受けなければなりません。